最近では水道直結増圧方式いわいる増圧ポンプ方式を採用又はこの方式に
設備を入れ替える方が多いかと思います。
しかし築35年から40年を超える物件では、様々な事由により設備の入替も
できておらず、新築当初のままという物件もおありかと思います。
その場合多くみられるのが高置水槽方式です。
システムとしては地下や1階にある受水槽へ水道より水を貯め
この受水槽に貯めた水を屋上に置いてある高架水槽へポンプアップし
その高架水槽より重力の力で各居室へ水を送ります。
当然これだけのプロセスを踏んで給水を行うので、
一般的に他の給水方式に比べて、水質汚染の危険性が大きくなります。
そこで点検や検査が必要になります。
まず受水槽の容量が10tを超える場合は水道法により
簡易専用水道となり、適正な維持管理と定期点検(水質検査等)の
受検が義務付けられています。
定期とはここでは年1回以上となります。
10t以下の場合は各自治体が条例で定めておりますが、基本的には
簡易専用水道と変わらず年1回の点検、検査が求められております。
しかし、なかなかこの通りに行かないのが現状なのかなと思います。
先日もたまたま伺ったお客様の物件で、屋上に上がったついでに
高架水槽を見せて頂いたら、
この写真の様に蓋が無くなっている状態でした。
その後急いで検査を行いましたが、特に問題は無い結果となり
ほっ、としました。
この物件ではもう高架水槽はやめて設備をリニューアルしたいという
オーナー様の意向でとりあえず簡易的に蓋をし、現在リニューアルに向けて
検討中です。
10t以下の受水槽の清掃点検であれば概ね受水槽のt数×15,000円+水質検査代と
なります。(地域等で異なりますので価格は参考迄に)
もしうちの物件全然やって無い!という方がいらっしゃいましたら、
絶対!清掃・検査は行ってください。
安全な水を入居者様に給水するのもオーナーの義務ですので。


