2019年05月05日

墨田区大規模修繕工事5

今回は防水工事の一つ「バルコニーの防水工事」についてお話します。

築十数年以上のマンションのバルコニーや廊下は防水モルタル又は

コンクリート打ち放し仕上げが多いです。

モルタルもしくはコンクリート素地の為、クラック等が有る場合は、

下の階への漏水に直結します。

バルコニーは階下に居室がないため、防水の必要性を感じない方も

多いかもしれませんが、水はどこから入ってどこから出てくるか分かりません。

場合によっては室内に水が入り込んでくることもあるため、

バルコニーの防水もしっかりしておく必要があります。

大規模修繕工事の際、液体ウレタンの塗膜で防水層を作る「ウレタン防水」

または合成ゴムや塩化ビニール樹脂で作られた「防水シート」を

貼る工法もあります。


今回はウレタン防水を施工しましたので、お話します。


◇ウレタン防水とは

バルコニーは屋上に比べ排水溝や排水ドレイン廻りが複雑な形状で、

シート防水が行いにくいため、施工しやすいウレタン防水が

主流となっています。

素材には粘性のある液体の樹脂を使うので、複雑な形状でもなじみやすく、

継ぎ目のない防水層を作ることが可能です。

◇防水層の耐用年数は

防水層は、10年前後で老朽化してきます。

素材によって、耐用年数は最長1220年程度と幅はありますが、

太陽の光などによって

日々劣化していくため、ひび割れなどが発生する前に、

1015年が目安となります。

施工費は、1uあたり約3,0007,500


◇トップコートは5年に一度を目安に

保護塗料であるトップコートが劣化していると、

防水層が熱や紫外線の影響で退化しやすくなります。

美観の復旧や遮熱対策にも繋がるので、トップコートの塗り替えは

5年に一度目安に実施します


◇定期検査が大切

ウレタン塗膜防水の塗膜が薄い部分は、紫外線や熱により早期劣化が

生じやすく、地震や気温の変化による建物の伸縮から発生する下地の

挙動に追従できずに、破れ・亀裂の原因となりますの定期的に検査し

早めに補修及び防水の更新をお勧めします。



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修繕前:防水モルタル仕上げ

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ウレタントップ塗装

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ウレタントップ塗装
posted by lives at 11:43| 東京 ☀| Comment(0) | 大規模修繕工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする